Thursday | 02 月 09 日- 2012

カテゴリーショップ戦略のリスク

カテゴリーショップ戦略については、

コンセプトと戦略 で取り上げました。

 

特定の商品ジャンルや客層に特化した小型専門店は、

成功する確率、利益率ともに高く、小規模での運営が可能であるため

中小企業にとって最適な戦略ではあるのですか、

小さな市場でのシェア確保や収益性を維持していくことが課題です。

 

その課題をもう少し広く捉えると、

小さな市場で長く続けていけるの?

成長はあるの?

という答えを見出さなければなりません。

今はいいけど将来は?を考えなければならないわけです。

 

そのとき考えなければならないリスクは、次の3点です。

 

第1は、選択した市場が一過性の流行なのでは?というリスクです。

あらかじめ、ブームと認識してビジネスを行う場合には問題ないと思いますが、

ブームは一時的に盛んになることであり、急に下火になるものですね。

今の状態が発展する、ずっと続くと考えられるのかを検証することが必要です。

 

ただ、『マイブーム』には継続性があるかもしれません。

マイブームは世間的に全く流行っていなくても個人的にはまっていることです。

個人の価値観が反映されやすい。

多くの人がそれになびくことが少ないから急にすたれない。

モノにもよりますが、ある程度、継続性があり、広がりを期待できると考えられます。

ライフワーク的なものであれば、なおさらですね。

 

 

第2は、技術革新による変化が及ぼすリスクです。

漫画を読みたい人が多くいるから、漫画喫茶の需要があると思ってビジネスをはじめたが、

インターネットで無料漫画閲覧サイトが運営されるようになり、売上が著しく下がった。

とか、

音楽CDを販売していたが、インターネットで曲ごとにダウンロード販売が可能になり、

売上が半減した。

など、

技術革新や既存サービスの向上による環境の変化が及ぼすリスクに備える心構えが必要です。

 

 

第3は、小さかった専門市場が顧客のニーズを満たし、大きな市場に変わるリスクです。

最初は、あまりに売上げが小さいために、

競争相手が入ってくる余地がなかったが、

思いのほか、市場が大きくなり、

市場の有望性を見込んで、多くの競合が進出してくる可能性があります。

常に市場の動きをチェックし、

そのとき、どうすればいいのか?を考えておく必要がありますね。

 

 

起こるかどうかもわからないことを真剣に考えるのも無意味な気がしますが、

どのようなリスクが考えられるのかを把握しておくことは大切だと思います。



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